日本の中小企業問題

賃金はもう上げられないはず

 

賃金はもう上げられないはず

 

自動車産業の下請けなどの中小企業は、これから、どうやって従業員の賃金を上げていくつもりなんだろうか。

 

今までのビジネスモデルがたくさんの仕事を残業でこなすことによって残業代で生計を立ててきた会社がほとんどだ。

 

それも月に300時間とかそんなムチャクチャな残業をやって家族賃金を稼いでいた。その長時間労働のビジネスモデルが今全く変わってしまった。

 

今の自動車産業の下請けは、20時間残業があればいい方だ。

 

必然的にそんな会社で働いている人間は、生活に困るはずだ。こういうのがこれから、日本の中小企業問題としてクローズアップされてくるだろう。

 

それでも、誰かがこの低賃金の仕事をやらなければ、自動車産業は成り立たない。

 

かわいそうなのは、そんな下請け中小企業を引き継いだ2代目だ。もうどうすることもできない。おそらく、解決策としては、自らがサービス残業をすることによって従業員に頼らずに仕事をこなすことぐらいしかない。

 

1日8時間ぎっちりと労働して、基本給18万円以下、しかも、そこでやっている重労働の部品制作の仕事に責任までとらされてしまう。

 

そんなバカみたいな条件の職場に誰が好きで働くだろうか。

 

だから、下請け中小企業の低賃金問題は、これから大問題になるはずだ。