日本の中小企業問題

人材育成ができない下請け中小企業

 

人材育成ができない下請け中小企業

 

高卒で就職する際に、高校の先生の言うとおりにして、単なる部品製造の会社に就職したらたいへんだ。

 

そういう会社の仕事というのは、極めて単純な検査が主流だ。どれだけ速く正確に部品を検査するかなどが能力として試される。

 

そんなことで給料の上げ下げが決まってしまうから本当に困ったものだ。

 

それに、NC旋盤でたくさんの部品を機械で製造する技術についても、身についても一生食える技術になることはまずない。

 

確かに再就職に有利だろうが、高い賃金で再雇用しなくても、はっきり言って機械メーカーを呼べば使い方は説明してくれる。それに、補正作業や機械操作だったら、2週間あれば、誰でも操作できてしまう。

 

だから、そんな会社に勤めてしまったら、たいへんだ。

 

技術なんて何も身につかないし、一生低賃金で働くことになる。潰しが利く技術とは技術ではなく、営業なのだ。このことを本当に誤解している人が多い。

 

下請けの中小企業でやっている技術なんて、誰でもできる技術ばかり。本当に必要なのは、仕事をとってくる営業の技術が大事なのだ。

 

だから、下請けの中小企業が倒産しても再就職ですぐに仕事が見つかるのは経営幹部たちだ。それも、高給で厚遇される。それは営業でいい仕事をとる力があるからに決まっている。