日本の中小企業問題

下請け中小企業はもうおしまいだ

 

下請け中小企業はもうおしまいだ

 

下請け中小企業はぜんぜん儲からない。いろんな原因がそこにはあるが、1番は営業をすべて親会社に任せてしまっていることがある。ただ口をあけて親会社から、仕事を分けてもらうだけだから、言い方は悪いが、誰でも経営可能な会社組織ともいえる。

 

営業は会社にとって命。

 

1番重要なものを親会社に投げているのだから、不況になった時に捨てられても文句はいえないと思う。

 

今1番問題になっているのは、大手の自動車関連の下請けだ。日産のように、ドライに切り捨てられた後ならまだいい。雇用の維持は日本的経営の美徳とかいって下請けをリストラしないかわりにひたすら、コストカットをせまってきた某自動車メーカーがある。

 

この某自動車メーカーの末端は、今非常に苦しい状況にある。

 

今までは、たくさんの仕事を引き受けて残業代で家族賃金を稼いできたビジネスモデルの会社ばかりだ。

 

そんな下請け中小企業は激しいコストカットと仕事の削減で従業員はとんでもない低賃金になっているのが現状だ。

 

これらの会社を見ていると、子供が2人ぐらいいて、これから、学校へ通わせなくてならない従業員などはどうするつもりなのかとこちらが心配になる。

 

もう既存の自分たちがやってきた仕事の延長では見通しは暗いとしかいいようがない。

 

下請け中小企業はこれから、3つの道がある。1つは、このまま従属してひたすら低賃金に耐える。もう1つは、すぐに、廃業して資産売却してしまう。

 

そして、最後の1つが、新しい分野に挑戦して新規事業を起こすかだ。

 

個人的に、どれをとろうとも、今の下請け中小企業は茨の道を歩むことになると思う。しかし、まだ、社長が若くてやる気があるならば、3の新規事業を目指すべきだ。

 

それには、やはり、すき間産業の経営を目指すのが、1番いい。

 

今注目は、電子コミックの大ブームで人気化している同人誌業界などがおすすめだ。それも、これから、伸びそうな同人サークルに出資して、キャラクターグッズやゲームの版権収入ビジネスなどを狙うのがいいと思う。

 

今は活きのいい、水無月三日のような、新しいタイプの同人サークルがたくさん生まれている。新作の夫は獄中、一方妻は・・・もたいへん好評なヒット作になっている。そういう同人サークルに出資するぐらいおもいきった戦略転換がなければ、これから、下請け中小企業はとんでもない苦境に陥ることになるだろう。